株式会社実広板金では、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す17の国際目標のうち7つの目標を実践します。
3.すべての人に健康と福祉を
建設業界では、残業や時間外労働、労働基準を超える労働時間はあたりまえの業界です。それは、天候や工程遵守、他業者との兼ね合い、その他諸条件などによってフレックスな働き方ができないためです。当社は、自社が元請となって受注する案件が多く工程や着手タイミングなどの調整が容易であることから、無理なくフレキシブルなはたらき方の推進に努めています。
また、屋根業者は高所作業からの転落や回転工具による怪我、有機溶剤や薬品による化学的悪影響など、さまざまな危険要素と隣り合わせでの作業環境です。そうした危険性の理解を深め、危険予知能力を高められる打合せや講習などを強化することで、安全に労働できる環境づくりに努めています。
4.質の高い教育をみんなに
当社は現場を施工する屋根業者であるとともに、オリジナル金属建材の加工や副資材の製作、総合的にエコな建造物をマネジメントする「ものづくり」の会社という側面を持ちます。製作に必要となる出展への見学、同業他社とのコミュニケーションや社外研修、資格取得や教材購入などの時間、資金に対する投資を惜しまないよう努めています。
8.働きがいも経済成長も
日本は先進国の中でも有給休暇消化率や休日数がダントツで低い国。それは、良く言えば勤勉性の高さを象徴しますが、外圧や組織トップの強い方針が示されなければ休むこと、果てはモチベーションを自己管理しにくい国民性であることも否定できません。当社は定期的に長期休暇を設け、社内工程を加味したプライベート確保を事前にプランニング、家族旅行やまとまった休みを取りやすくし、はたらく意欲が常に高まる環境づくりに努めています。
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
当社は「安かろう悪かろう」という言葉を強く意識しています。例えば、遮熱材や金属屋根材は類似品が多くありますが、業界トップクラスのシェアを求め、耐久性や実施効果が実証されている製品だけを選びます。また、エコである点や作業効率の向上につながる資材、工具類の選定、投資も惜しみません。最良のコストパフォーマンスをお客様にも理解してもらえる営業スキルを磨き、顧客獲得数よりも高品質のサービス提供に力を注いでいます。
11.住み続けられるまちづくりを
我々が取り扱う屋根、外壁、外装というカテゴリは、建物をロングスパンに保つ持続性に直結します。雨漏りがあれば建物として一番大切な機能が損傷していることを意味し、暑さ寒さをしのげないのであれば建物としての価値が疑われることにもつながります。建物のパフォーマンス向上につながるリフォームの提案、コストに見合った最適な材料の選定、美しさと機能性を併せ持つ品質の施工に、一人ひとりの職人がプロ意識を持って取り組んでいます。
12.つくる責任 つかう責任
建設業界では、無意識に作業することで大量の廃棄物を生む結果となりやすい産業の一つです。屋根に使用される金属製品は余ってもリサイクルが可能ですが、いわゆる「産業廃棄物」となってしまう原材料も少なくありません。なるべく発注時にはニアな数量発注を心がけ、余った材料は他業種との連携で廃棄せずにリユースするよう試み、遮熱材の切れ端など余った材料の二次製品製作にも努めています。
13.気候変動に具体的な対策を
我々建設業界の脱酸素社会へのターゲットは、やはり「建物」です。二酸化炭素排出を削減できる建物とは、言い換えれば「消費電力を抑える建物」であります。当社が勧める屋根の遮熱工法は、日本を代表する企業も続々採用している最高級品の遮熱材を屋根にとりつけ、エアコン導入台数を大幅に削減し、省エネ性能最高63%という驚異の結果をたたき出す優れた工法です。屋根への遮熱工法が、日本の省エネ化のデファクトスタンダードとなることを信じ、遮熱工法の普及がその一助となるよう全力を尽くします。